真っ白ゴージャスで素敵なポメラニアンぽむ君は、遺棄犬でした。彼が教えてくれた犬との暮らしの大切なこと&幸せをつかむまで、そして幸せなお家にいってからの記録です

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ぽむ、公園に遺棄される2

ぽむ保護した日2
ほんのひととき、飼い主さんが迎えに来るまで。
ウチでおりこうさんに待ってようね…

そのはず、だった。
この夜、私は保護したポメラニアンに何度咬まれたかわからないぐらい咬みつかれつづけた。

もちろん、私の携帯は鳴らない。
保護した方が、警察にも保健所にも、届け出て置いてくれてあるのに。
少なくとも、私たちがボランティアをしているこのコミュニティの犬ではないことは確か。
だけど、室内犬だよ? ポメラニアンでしょ?
いなくなったら、普通必死で探さないか!?

ポメラニアンは、肩で息をしつづけている。呼吸が苦しそうに見える。
それなのに、興奮し続け、私が何をしても、かみつこうとする。
こちらも、アドレナリンだとかドーパミンだとか、出まくりで心臓がドキドキして苦しい。
……犬に咬まれるなんて、慣れてないし、こんな小型犬なのに、血が出るほどではないのに
怖い。咬まれたくない。

しばらくケージに布をかけておくと、2時間ほどして多少落ち着いてくれた。
とにかく、ポスターを作ろうと写真を撮るが、やはり表情は暗くしか撮れない。
本来のこの子の顔ではないのだろうけれど…
白いポメラニアンは、わりあい珍しいはずだ。

作業をしながら、「でも、この子はたぶん、遺棄だ」という思いが押し寄せてきた。
たぶんだが、この子の手入れがほとんどされていないのは、咬みつかれるからに違いない。
とにかくボロ切れのように垂れ下がる抜け毛と、それについた落ち葉やら汚れやらを
とってやりたいし、首輪もつけてやりたい。
だが、おびえもあるのだろうが、ブラシを出せば激高し、首輪なんてとんでもない。

「ひどいアルファ症候群※なんだと思う…」
ボランティアのメンバーに報告の電話を入れながら、内心半べそ状態だった。
とにかく、飼い主に一刻も早く迎えに来て欲しい…(たぶん、来ない…)
こんな子を、預かり続けられるのだろうか?

無理だ、無理だ、と心で思う。
だが……

この子を、いまさら保健所に預けたら…
この子の行き先は、ガス室しかない。
どうみても若くない、ボロボロの犬。咬み癖のある犬。
ネグレクトされて、捨てられて? そのまま、「この犬はとても譲渡に向かない…」と?

裏切れない、と思った。
なんとか、預かり続けなければ。
頭の中がグルグル状態になる。

数日後、このポメラニアンの「遺棄」は、決定的になる。

※アルファ症候群犬が、群れ(家族)のアルファ(=一番順位の高いボス犬)になりたいがために、
人間の家族に唸ったり咬みついたりなどして、支配しようとする行動群といわれる。
権勢症候群、アルファシンドロームとも呼ばれていて、犬の問題行動はこれが原因
という説が未だに根強い。実は、これが大いなる間違いだということを、私はこの先
学んでいく。もちろん、ぽむは、アルファ症候群などではない。



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