真っ白ゴージャスで素敵なポメラニアンぽむ君は、遺棄犬でした。彼が教えてくれた犬との暮らしの大切なこと&幸せをつかむまで、そして幸せなお家にいってからの記録です

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ぽむ、公園に遺棄される1

ぽむ迷子ポスター

5月14日昼過ぎ、私の携帯が鳴った。
ご近所を知らせるナンバー。
迷子犬発生だ。

私は、この町内の動物と人との暮らしの啓発活動のボランティアをしている。
その中で、これまでそれなりに力を入れてきたのが、「迷子犬の防止」
わりあい囲まれた住宅街で、中の犬の迷子は、ほとんど外に出ることがない。
間違って出て来ちゃった、うっかり放しちゃった、逃げちゃった。
そういう子は、保健所に行って怖い思いをする前に、近所の家で保護してあげられたら。
そう思って、はじめた「お節介」だった。

1年で10数頭、月では1~2頭、必ず迷子が出た。
「いなくなった!」という電話、「捕まえたよ!」という電話。
その二つが、私の携帯でつながる。
迷子は、最長でも3日以内、たいていは数時間で飼い主の腕の中に戻れた。
「二度と迷子にしないように、迷子札をつけてくださいね」その一言も、必ず言える。
「やりがいのある」「喜びの多い」活動だった…はずが…。。。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ポメラニアンだと思います。ただ、うちの犬がどうしても吠えて家にいれてやれないんです」
住宅地にある、広い、うっそうと木が茂る公園。そこで「一人お散歩」していたのだという。
行ってみると、その家の駐車スペースで、白いポメラニアンはくるくる、くるくる、不安げに回り続けていた。なんとなく、様子がおかしい気がしたが、まぁ小型の愛玩犬でしょ? そのあたりのお家から出て来たに決まってる。数時間もたたずに、飼い主さんが慌てふためいて私の携帯に電話をかけてくるだろう。

「じゃあ、この子お預かりしていきますね」

気軽に、気楽に。
(この子、よく見ると耳の後ろにでっかい毛玉が出来てるな…)
(どうも、体の毛も伸びすぎてて…薄汚れてるようにみえるけれどな…)
(小型犬は仲良しでない子もいるから…それにしても、見かけない顔なんだよな…)

不安が的中したのは、連れ帰ってすぐだった。
抱き上げた手の中で、オシリのあたりが、ざらりと固かった。

…ウンチで毛が固まってるんじゃん!!!

遺棄の二文字が、頭をかすめる。
ポメラニアンは、私の手の中で体を硬くし、ぶるぶる震えている。
用意したケージに移すと、ぐるぐる、ぐるぐる、すごい勢いでコマのように回り始めた。
前庭でもおかしいんじゃないかな…
そのときは、そう思った。

落ち着く様子はない。
フードは?
差し出してみる。食べようとするが、ろくに口に入れられない。

「うるるるるる~~」

次の瞬間、ポメラニアンは思い切り斜めに構え、歯をむき出した。

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